日本語教師日記:私の鉛筆がわりのシャープペンシル

先生の日記

みなさんは「シャープペンシル」をどのくらい使っていますか?日本では「シャーペン」という愛称で親しまれているこの文房具、実は和製英語です。英語では「mechanical pencil」と呼ばれ、海外で「sharp pencil」と言っても、なかなか通じません。言葉の違いを知ると、少し驚きますよね。

私は鉛筆代わりにシャープペンシルを愛用していますが、ちょっとこだわりがあります。日本では0.5ミリの芯が標準ですが、私は少し太めの0.9ミリを選んでいます。この微妙な違いが、書き心地を大きく変えるのです。特に、2Bの芯が気に入っています。2Bは濃くて柔らかく、紙に書く際の滑らかさがたまりません。書いている感触が指にしっくりきて、文字に表情をつけやすくなります。

先日、電話の横にシャープペンシルを置き忘れていたところ、ある先生がそれを使ったそうです。後で、「これ、とても書きやすいですね」と声をかけられました。やはり、このシャープペンシルには何か特別な魅力があるようです。

私にとって、このシャープペンシルは書道の「始筆」「送筆」「終筆」を表現するかのような存在です。文字を書くときに大切な「とめ」や「はらい」も、この太めの芯ならしっかりと表現できます。まるで筆で書くような感覚で、丁寧に一文字ずつ仕上げることができるのです。

日本語の勉強や授業の準備をするとき、そんなシャープペンシルのおかげで書く作業が楽しくなります。お気に入りの文房具を見つけることは、勉強が楽しくなる一つの方法だと思います。学生の皆さんも、自分に合った文房具を探してみてください。それが、ちょっとした勉強のモチベーションになるかもしれません。

文章を書く楽しさを教えてくれるこのシャープペンシル、これからも私の頼もしい相棒です。

Teacher, K

語彙 よみがな 英語訳
鉛筆 えんぴつ pencil
文房具 ぶんぼうぐ stationery
英語 えいご English
和製英語 わせいえいご Japanese-made English
太さ ふとさ thickness
書き心地 かきごこち writing comfort
感触 かんしょく feeling
先生 せんせい teacher
特別 とくべつ special
書道 しょどう calligraphy
始筆 しひつ beginning of a stroke
送筆 そうひつ continuation of a stroke
終筆 しゅうひつ ending of a stroke
文字 もじ character/letter
勉強 べんきょう study
準備 じゅんび preparation
学生 がくせい student
相棒 あいぼう partner
作業 さぎょう work/task
滑らかさ なめらかさ smoothness
表情 ひょうじょう expression
楽しい たのしい fun
丁寧 ていねい careful
表現 ひょうげん expression
モチベーション motivation motivation

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